私たちが大切にしている5つのこだわり
すべてのリハビリが必要な方に、在宅復帰後の生活シーンを支える
365日のリハビリテーションをご提供します。
当院は、重症者の方や認知症の方であっても、リハビリテーションが必要なすべての方に、入院、外来、訪問などの形でリハビリテーションを受けていただけます。
入院いただける病床は、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病床で、症状を改善するためのリハビリテーションだけでなく「元気になってご自宅や介護施設にお帰りいただくこと」を目標としてます。
また、リハビリテーション外来や訪問リハビリテーションの体制も整えており、多様な方法でリハビリテーションをご提供できるよう努めています。
“きちんと口から食べる” 摂食嚥下療法を
多部門・多職種のセラピストが連携してご提供します。
当院は開院時より30年近くにわたり、”きちんと口から食べる”ための摂食嚥下療法に力を入れており、豊富な実績により高いご評価をいただいています。
私たちは、食べ物を食べ(摂食)、飲み込む(嚥下)ことを、1日のうちに何千回も行っています。脳や運動器の障害だけでなく、さまざまな生活習慣からも摂食嚥下障害は起こる可能性があります。栄養状態や身体機能の維持・回復のためにも摂食嚥下機能は非常に重要です。
当院では多部門の専門職がチームワークを組み、患者さまの状態をしっかりと検診把握し、実際の生活シーンを想定して多様な摂食嚥下訓練を実施いたします。ご自宅へ戻られたあとの食事についても、患者さまの状態を把握した管理栄養士が訪問指導を実施しています。
植物や自然に触れて心・からだ・社会性を
豊かにする園芸療法・臨床美術を実施。
花と緑のあふれる適寿リハビリテーション病院では、池には鯉が泳ぎ、庭には四季の花が咲き、病院を取り巻く自然環境が患者さまの入院生活を豊かに彩っています。園芸療法は、自然と植物とのふれあいを通して患者さまの身体と精神、社会性の治療に効果があると言われており、当院では、兵庫県独自に創設した園芸療法士の資格保有者が、積極的に園芸療法に取り組んでいます。
また、入院中の患者さまに、絵画やオブジェなどの作品を楽しみながら作っていただく臨床美術によって患者さまの脳を活性化させ、認知症などの症状改善と精神の安定を目指しています。
入院中に様々なリハビリテーションが可能で
元気になってお帰り頂ける地域包括ケア病床。
地域包括ケア病棟協会が提唱している「ときどき入院、ほぼ在宅」を実現するための重要な機能を担う地域包括ケア病床で主治医の指示のもと回復期リハビリテーション病棟同様に365日リハビリを提供し入院いただいた患者さまに元気になってお帰りいただけるように取り組んでいます。
退院後も訪問診療・訪問看護・訪問リハ・訪問介護で
しっかりと在宅生活を支えます。
当院は、医療・介護・福祉の3つを密接に連携させて、患者さまが退院後も安心して在宅生活を送っていただけるよう在宅支援いたします。
退院後ご自宅や介護施設で生活される方や通院が困難な患者さまを、当院の医師が定期的にお訪ねする訪問診療のほか、看護師や療法士が訪問看護・訪問リハビリテーション等を実施し、患者さまのご自宅や介護施設での療養生活を支援しています。