人事評価制度
医療法人社団康人会では、社員一人ひとりの幸せの実現を目指して、「わくわくプログラム」という人事制度を取り入れています。
わくわくプログラムとは、その名前の通り、職員一人ひとりが日々の業務に「わくわく」と取り組み、その努力が自分自身の成長や報酬などに適切に反映されるためのしくみです。
人によって「わくわく」する条件は異なるでしょう。自分の手技や専門知識を高めることに集中したい人、チームを統括して組織が抱える問題を解決するマネジメントに関心がある人、あるいは子育てなどのプライベートを重視しつつ、限られた時間内で職務を全うしたい人など、様々な人達がいます。当法人ではそれらの多様性を受け入れ、全ての人達に「わくわく」と働いて欲しいという願いをこめて、本プログラムを作成しました。またそうした職員の働き方に支えられて、法人全体も成長できると考えています。
わくわくプログラム6つの制度
- 複線型人事制度
- 職員一人ひとりの成長志向、希望する働き方に応じて、複数のコースを用意して、本人の希望するコースを選択してもらう制度です。コースは途中で変更することもできます。
- 等級制度
- 職員の能力や実績に応じて、1等級から8等級までの等級を付与します。それぞれの等級はいくつかの段階に分かれており、各等級の最上位の段階の条件を満たした人が次の等級に昇格するしくみとなっています。
- 役割制度
- 職員が組織に対してどのような役割を担っているかによって、たとえばマネジメントコースでは「係長」、「師長、科長、課長」、「部長」、「本部長」といった役割を設定しました。それぞれの役職者に求められる役割について明確化しました。
- 目標管理制度
- 職員の仕事ぶりや業務の成果について、法人が大切にする考え方や価値観をもとに、職員を公平・公正に評価して処遇に反映させます。評価項目は①行動特性項目、②思いのマネジメント、③業績達成項目(6等級以上のみ)の3つです。
- 報酬制度
- 毎月の報酬を「経験給」、「成果給」、「役割手当」、「その他手当」に分類して、目標管理制度で評価が高かった人や重い役割を担っている人には、より高い報酬が得られるように設計しました。
- 自己申告制度
- 職員一人ひとりのキャリアアップを支援するために、毎年1回、その時点での各自のキャリアの状況、今後のキャリアアップ志向に関して申告してもらうための制度です。自分のキャリアアップの志向と法人の求める人財像をすり合わせることによって、その妥当性や成長の道筋をより鮮明にします。